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海外子会社管理

海外子会社管理・ガバナンスに有益な情報を提供しています。

  • 2021年6月27日

【書評・レビュー】マネーロンダリングは海外で働くビジネスマンに必須の知識。理解するにはこれを読め。マネーロンダリング関連本3冊。

海外で事業を行う場合に注意しなければいけないことの一つに「マネーロンダリング」があります。 マネーロンダリングとは、違法に稼得した資金を出処不明なものにして、合法資金に洗浄する行為をいいます。 マネーロンダリングはもちろん犯罪であり、自分自身が行っていなくても、知らないうちに他者のマネーロンダリング […]

  • 2021年6月13日

【海外子会社管理】海外子会社に最低限必要な内部統制はこの4つ。

昨今の多発する企業不祥事の影響もあり、企業経営におけるコンプライアンスの重要性は年々高まっています。 特に海外子会社を舞台とした不正が頻発しており、海外子会社において適切な内部統制を構築することが非常に重要になっています。 海外子会社は、日本の会社とは異なる特殊な事情があり、適切な内部統制の構築と運 […]

  • 2021年6月12日

【海外子会社管理】マネーロンダリングを構成する3つのプロセスについて。

世界中で、マネーロンダリングに対する規制が厳しくなっています。 シンガポールでもマネーロンダリングへの対応のため、会社設立や銀行口座の開設に時間が係るなど、少なからず影響が出てきています。 それでは、そもそもマネーロンダリングとはどのようなものか?本記事ではマネーロンダリングを構成する3つのプロセス […]

  • 2021年6月6日

シンガポールの公的融資制度(Loan)概要。

シンガポールは、シンガポールの企業に対して補助金や融資など様々な支援を提供しています。 企業に対する補助金や融資は「エンタープライズ・シンガポール」が管轄しています。 エンタープライズ・シンガポール(Enterprise Singapore)とは エンタープライズ・シンガポール(Enterprise […]

  • 2021年4月4日

「海外現地スタッフは日本人駐在員をどう評価しているか?」に関する研究。

海外の駐在員は、現地スタッフに比べて高収入、高待遇で赴任してきます。 多くの日本企業は、これを当然の前提としていますが、海外現地法人のローカルスタッフは、日本人駐在員についてどのように評価しているのでしょうか? この興味深い質問に答えてくれる学術論文がありました。 早稲田大学の白木三秀教授が2012 […]

  • 2021年3月28日

【シンガポール・移転価格税制】地域統括会社のグループ内取引価格の決定方法。

グループ会社間で取引を行う場合、取引価格はグループ内で自由に決めることができるものの、「適正な取引価格」で行い両当事国に適切な納税を行わなければならない。 これが、近年話題の移転価格税制の考え方です。 この、「適正な取引価格」は専門用語で独立企業間価格(Arm’s length price)と言いま […]

  • 2021年3月27日

【海外進出戦略】中小企業が成功するためにはこれが重要。

生産性が上がらず、利益率が高まらない状況に陥っている中小企業は少なくないのではないでしょうか。 そこには構造的な理由があり、今後、中小企業が飛躍するためには解消すべき状況であるといえます。 この点について示唆を与えてくれるのが「小さな会社が世界で稼ぐ」という本です。 著者は日本の中小企業の海外事業展 […]

  • 2021年3月23日

【海外子会社管理】コンプライアンス対策の効果を測定する方法。

コンプライアンスの重要性が叫ばれている最近では、eラーニングの受講を義務付けたりホットラインを設置したりなど、コンプライアンス対策プログラムを実施することは、どの企業でも当然行っていることと思います。 ところが、どれだけの企業がコンプライアンス対策の効果を把握し、有効性あるプログラムを提供できている […]

  • 2021年2月21日

【異文化コミュニケーション】日本とシンガポールにおけるビジネス文化の違い-ホフステードの6指標から考察。

前回の記事で、異文化理解に有用なツールとして「ホフステード6次元モデル」を紹介しました。 このモデルは「人間社会における普遍的な6つの課題」を設定し、この6指標を基礎に文化の異なる国同士を比較するフレームワークです。 本記事では「ホフステード6次元モデル」について、実際に日本とシンガポールに当てはめ […]

  • 2021年2月16日

【異文化コミュニケーション】文化の違いを理解して、ビジネスに活かす。ホフステードの6次元モデル。

海外で事業を行うにあたり、異文化を理解することが欠かせません。 当ブログではこれまで、異文化理解のためのツール・フレームワークをいくつか紹介してきました。 今回は異文化コミュニケーションの父ともいえるホフステード博士の開発した「6次元モデル」を紹介したいと思います。 異文化コミュニケーションに必要な […]