シンガポールの会計・財務アドバイザリー

海外フリーランスという生き方。向いている人の特徴は?

今回は、海外フリーランスが向いているのはどんな人か考えてみたいと思います。

海外フリーランスに向いている人の特徴

海外において大企業に属さず働いている筆者からすると、海外フリーランスを継続させることができる人は以下のような特性が求められるのではないかと思います。

・遠隔で価値提供できるスキルがある

・スキルを磨き続けることができる

・鈍感力がある

それぞれ見ていきましょう。

1.遠隔で価値提供できるスキル

海外フリーランスを継続するには、生計を立てるのに必要十分な収入を得なければいけません。

収入を得るというのは非常にシンプルで、要は他人に価値提供をしたときにおカネをもらうことができます。

これは、会社で正社員をしているときはあまり意識しませんね。

では、海外フリーランスはどんな方法で価値提供を行なうことができるでしょうか。

IT・デジタルを利用した業務

一番簡単でかつ有効なのはIT・デジタルを駆使した業務です。

IT・デジタルを利用した業務は、場所にとらわれることなく価値提供することができます。

ちなみにIT・デジタルを駆使した業務というと、プログラミングやWebマーケティングなどが思い浮かびやすいですが、比較的伝統的な職種である、会計、税務、ファイナンス領域翻訳・執筆なども十分遠隔で価値提供が可能ですね。

一次情報を取り扱う業務

インターネットで調べれば大抵の情報が入手できる現代において、一次情報の重要性が高まっています。

一次情報

一次情報とは、個人・組織などが直接的に得た情報、体験、考察、結果。ナマで最新の情報。

インターネットや本から得られる情報は一次情報を加工した二次情報となる。

海外フリーランスのメリットは、生活そのものがレアとなる点。つまり、日本で仕事していては知り得ないような、在住国のナマ情報を簡単に、時には無意識に得ることができます。

海外フリーランスの稼ぎ方として、この一次情報の提供という価値提供の方法も検討の余地があります。

例えば、企業やコンサル会社からいただく現地の調査報告業務などはこの一次情報を取り扱う業務です。

スキルを磨き続ける能力

海外フリーランスは、自分の腕で仕事をとってこなければいけません。そのためには、自分の売りとなるスキルを明確にし、それを磨いていくことが必要です。

特に変化の激しい昨今においては、特定のスキルは気がついたら使いモノにならなくなっていることも考えられます。

そのため、自分が価値提供できるスキルについては常に磨き続け、マーケットから求められる人材で有り続ける必要があります。

この際、注意点は、どんなスキルでも良いわけではなく、伸びている市場、今後将来性が大きい市場でのスキルです。

たとえば、翻訳業務は海外フリーランスの業務としてあり得ると前述しましたが、AIなどを駆使した高性能な翻訳技術が一般的に利用可能となっている今、翻訳業務で海外フリーランスを行なうのは厳しいでしょう。

一方で、プログラミングや動画編集技術などは今後ますます伸びることが予想されますので、ピンで働いている海外フリーランスにも多く仕事がまわってくるでしょう。

鈍感力のある人

外国は、やはり、慣れ親しんだ日本での生活ではないため、生活上様々な問題に直面します。

日本は衛生的でご飯も美味しく、世界でもトップレベルの生活水準を送ることができ、日本人は気づかないうちに最高水準のクオリティ・オブ・ライフを享受しています。

一方、海外フリーランスを始めるタイミングでは、生活コストを抑えるためにアジアの中進国に住むのがベターですが、やはり日本に比べて街は汚いですし、料理もまずまずです。

また仕事に関しても、会社の看板は使えず自分の腕一本で勝負しなければ成りません。ときには自分に合わないクライアントでも、生活のためには仕事をしなければいけない場面も出てきます。ストレスフルなことも多いでしょう。

海外フリーランスを成功させるためには、生活や仕事で直面する細かいことを気にしない鈍感力が必要です。

さいごに

コロナの影響で多くの人がリモートで働いてると思います。ところが、リモートでも仕事が回っている人がかなり多い印象です。

このリモート、別に自宅にいる必要はなく、例えば日本の田舎から遠隔で業務している人もいることでしょう。

今後、海外との往来が可能となった際には、国境を超えてリモートワークをするというライフスタイルも出てくると思います。

そのようなライフスタイルを送りたい人は、今から、価値提供できる自分のスキルを磨き、どんな場所でも生活できるストレス耐性があるか確認してみるのがいいかもしれません。

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