- 2024年6月1日
【書評・レビュー】海外事業の成功要因は?「海を渡った7人の侍:大和証券シンガポールの奇跡」
新しい国で、新しい事業を展開するにはどうすればよいか? これは海外新規事業を展開する企業が、必ずはじめに考えなければいけない問題ですが、この問いにたいする1つの挑戦とその成功を教えてくれるのが本書「海を渡った7人の侍:大和証券シンガポールの奇跡」。 著者は、ノンフィクション作家の野地秩嘉氏。人物ルポ […]
新しい国で、新しい事業を展開するにはどうすればよいか? これは海外新規事業を展開する企業が、必ずはじめに考えなければいけない問題ですが、この問いにたいする1つの挑戦とその成功を教えてくれるのが本書「海を渡った7人の侍:大和証券シンガポールの奇跡」。 著者は、ノンフィクション作家の野地秩嘉氏。人物ルポ […]
2024年2月16日に、シンガポールの国家予算及び税制改正の2024年版が公表されました。 法人税、個人所得税及びその他の税制について、以下の税制改正が提案されています。 主要な改正について、概略を解説したいと思います。 法人税(Corporate Income Tax) 法人税のリベート(法人税額 […]
海外移住にあたり、国際税務に留意することが重要です。 国際税務の論点を理解していないと、海外移住に際して予想外の税金が発生する可能性があります。 特にシンガポールは日本に比べて税率が低く、節税を目的とした移住を考える方も多いため、日本の税務当局でも日本居住の納税者との間に不公平が起きないよう、シンガ […]
会社を新しく設立する際に、その出資者(株式保有者)を個人とするか、法人とするか検討する必要があります。 特に日本企業がシンガポールで会社を設立する場合は、日本本社がシンガポール子会社に出資をするか、またはその日本企業のオーナーが直接シンガポール法人に出資するかで、その後の実務や税金で影響が出てきます […]
自社の製品・サービスが本当に受け入れられるか? 海外進出にあたりまずはじめに考えることは、こんなことではないでしょうか。 海外進出の前に必ず行うべきことは、進出候補国のマーケティング・リサーチです。 進出に向けて、そもそもその国に製品・サービスの需要があるのか、どのような戦略で進出すべきか、その情報 […]
突然、海外赴任をすることになったが、外国人のマネジメントがわからない。成果が出せるか不安。 海外駐在を任命される多くの会社員が考えることではないでしょうか。 海外駐在をする中で、一生懸命頑張っても結果がついてこず、やむなく帰任となる社員の方も少なくないと聞きます。 私も東南アジアの国へ日本の会社から […]
事業領域によっては、昭和・平成の時代に栄華を誇った日本企業でも太刀打ちができないアジア企業が数多く出現しています。 例えば半導体産業において、自社ブランドを持たずに他のグローバル企業の半導体製造を一手に引き受けるファウンドリー・モデルを確立し、今や世界一の技術力、規模を誇る台湾のTSMCなどの例があ […]
近年、東南アジアの経済は活況を増しており、特に数多くのテック系スタートアップが誕生しています。 実際、企業価値が10億ドル以上を有するいわゆるユニコーン企業の数は、日本の14社に対してシンガポール18社、インドネシア11社と同水準となっています。 このような勢いのある東南アジア・スタートアップ事情を […]
本とは、著者がその知見やノウハウを惜しみなく発揮する知の結晶。 何か新しい事業を行う場合や、新しい場所に赴く際に、先人の知恵を学ぶことが出来る、素晴らしい宝庫です。 当記事では、シンガポール、東南アジアに在住する方、事業を起こしたり、駐在でビジネスをする方にとって有益だと思う書籍の数々を紹介したいと […]
ここ数年、日本のDX(デジタル化改革)の遅れが叫ばれていますが、その現状を打破するにはどうすればよいか? その問いにひとつの可能性を提案してくれるのが、PHP研究所から出版された書籍「デジタル・フロンティア」。 本書において「デジタル・フロンティア」とは、米国でも中国でもない「東南アジア」と定義し、 […]