シンガポールの会計・財務アドバイザリー
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ブログ

  • 2020年5月5日

海外子会社の利益還流方法と税務上の留意点。

海外事業が軌道に乗り、海外子会社が利益を稼ぐステージとなった場合、その稼得した利益をどのように日本親会社へ還流させるか、資金の還流方法を検討する必要があります。 特に海を渡ってお金が動く場合は、実際に日本本社が手にできる金額が各国の税制や金融規制などの影響で異なってきます。 当記事では、海外子会社か […]

  • 2020年4月20日

シンガポール法人税の損金について詳しく解説。

シンガポールの会社法人税計算は、非常にシンプルです。日本ですと事業税や住民税などの影響があったり、複雑な調整項目があったりしますが、シンガポールは原則として税率17%の法人税一本であり、税務当局としてもなるべく税務申告の負荷を減らして事業運営の効率化を進めることを目指していますので、制度はシンプルに […]

  • 2020年4月19日

シンガポール法人税の課税対象所得は?免税スキームも解説。

シンガポールは法人税率17%と、低税率国となっておりますが、原則として、決算日から2ヶ月以内に法人税の申告を行う必要があります。 シンガポールの会社法人税計算は、非常にシンプルです。日本ですと事業税や住民税などの影響があったり、複雑な調整項目があったりしますが、シンガポールは原則として税率17%の法 […]

  • 2020年4月1日

シンガポールGSTの税務調査。

GSTとは、Goods and Service Taxの略で、日本における消費税に該当します。シンガポールでのGST料率は7%であり、そのコンプライアンスを担保するため、税務当局であるIRASのGST部門監査官(Comptroller of Goods and Services Tax)が税務調査を […]

  • 2020年3月27日

シンガポールの消費税・GSTの制度概要。

日本において、消費税率の引き上げは何かと話題になりますが、シンガポールにおいても同様の税制があります。その名もGST(Goods and Service Tax)です。 日本の消費税と同様、シンガポールのGSTも、物品・サービスの付加価値に課税される付加価値税ですが、その実務において異なるところも多 […]

  • 2020年3月16日

シンガポールのAI事情はどうだろう。国家戦略概観。

アジアで有数の最先端テクノロジー国家であるシンガポール。国家規模が小さく、天然資源も乏しいためテクノロジーと知力で勝負することが常に求められている所以でしょうか。 近年話題の人工知能(AI)関連でも、国家ぐるみで邁進しています。 今回は、シンガポールのAI戦略について、概観してみたいと思います。 シ […]

  • 2020年3月16日

【シンガポール・キャピタルゲイン課税】株式を売却した時の課税は?

シンガポールで株を売った時は税金がかからない。 そんなイメージを持っている方は多いと思います。しかし、少し気をつけなければならない点も。 今回は、株式売却にかかる課税関係について解説したいと思います。 キャピタル・ゲインは原則、課税されない シンガポールでは、資産の売却益は非課税(キャピタルゲイン非 […]

  • 2020年3月14日

(図解)シンガポールにおける法人税の申告方法

シンガポール法人税申告の流れ 日本において法人税の申告は、原則として決算日後2ヶ月以内に提出する必要があります。(ただし、株主総会が決算日後3ヶ月目に行われるなどの理由で、実務上は3ヶ月末まで延長されることが通常です。) 一方、シンガポール法人税申告の手順は日本と少し異なっており注意が必要です。 決 […]

  • 2020年3月14日

シンガポールで会計監査?要件など詳細解説

会計監査とは シンガポールで事業を行う場合、現地の会計監査人の選任の要否について検討する必要があります。 ここで会計監査とは、企業が作成する財務諸表の適切性について、会社や利害関係者から独立した第三者が確認する業務をいいます。 会計監査の主な目的は、企業が作成した財務諸表を利用して意思決定するステー […]

  • 2020年3月11日

シンガポールにおけるストックオプション課税。日本との違いは?

ストック・オプションとは ストックオプションとは、特定の期間の間、従業員が予め定められた価格で会社の株式を購入することができる権利をいいます。 例えば、株価が上昇しているタイミングで、低い価格に決定された株価で購入することができれば、ストックオプション行使による株式の取得と、その後マーケットでの売却 […]