【シンガポール・NFT】シンガポールで知っておくべきNFTのトピック。

NFTとは、Non-Fungible=非代替可能性のことですが、ブロックチェーン技術を用いたデジタル暗号資産の一種で、主にデジタルアート所有権や履歴を付与するものです。

ビットコインなど暗号資産が話題沸騰ですが、次なるブームはNFTではないかと注目され始めており、ここシンガポールでもNFTがじわじわと盛り上がってきています。

本記事では、シンガポールのNFTで知っておくべきいくつかの話題について紹介したいと思います。

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シンガポールは世界2位

(Source: Google Trend)

2021年11月のGoogleからの発表によると、シンガポールにおける「NFT」のGoogle検索が、中国についで世界で2番めに多いという結果になったと報じられています。

世界的にみても人口が圧倒的に少ない小国シンガポールで検索数がこれほどまでに多いのは、お金持ちの投資家の比率が多く、儲かりそうな投資対象への情報収集に余念がないからかもしれません。

なお、世界3位は香港となっており、こちらもシンガポールと同様で人口が少ないものの富裕層の多い金融投資立国となっています。

興味深いのは世界4位のベネズエラで、こちらはハイパーインフレで自国通貨が崩壊しており、資産の保全の手段として暗号通貨に並んでNFTが注目されているのかもしれません。(トップの中国も、資産保全という点で注目が高いのかもしれません、、)

Cointelegraph

China, Singapore and Hong Kong are the top three countries i…

Imaginary Ones

(Source: Imaginary One HP)

Imaginary Onesは、イーサリアムのネットワーク上に8000以上のNFT作品を有する、3Dアニメーション・アート・コレクションです。

Imaginary OnesのHPによると、作品を通じて、愛、積極性、想像性を広める機会を提供することを目的とします。

HPを拝見すると、クオリティの高い3Dアニメーションが豊富で、楽しい気分にさせてくれます。

2022年4月時点で1.5百万米ドルの価値を見積もられています。

Cryptokitties

(Source: https://www.cryptokitties.co/)

Cryptokittiesは、シンガポールを拠点とするスタートアップで、ネコのキャラクターの収集、育成ゲームを運営します。

ユーザーは、「Cryptoki」、「Kitties」と呼ばれるデジタル・ネコを取引することができます。

育てて価値を高めたり、繁殖させてデジタル子猫をゲットすることができるようです。

20以上年前に日本で流行った「たまごっち」のようなものでしょうか。自分で育成したキャラクターが金銭的価値を高めていくというのはやりがいがありますね。

2022年4月時点で12百万米ドルの価値を見積もられています。

Decentraland

(Source: Decentraland HP)

Decentralandとは、イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発された、いわゆるメタバース空間です。

プラットフォーム内では、土地などデジタル資産の売買独自コンテンツの製作ゲームをプレイすることができます。

2022年4月時点で25百万米ドルの価値を見積もられています。

Uninterested Unicorns

(Source: Uninterested Unicorns, Opensea official site)

Uninterested Unicornsは、Openseaで取引される、「ダークユーモアに満ちた希望」にフォーカスしたNFTアートプロジェクトとのことです。

当プロジェクトは、2021年にシンガポールで設立されたNext 10 Labsにより展開されています。Next 10 Labsは、クオリティの高いNFTとメタバースを統合することをミッションとしています。

2022年4月時点で1百万米ドルの価値を見積もられています。

Shogun Samurai

(Source:Shogun Samurai HP)

Shogun Samuraiは、「将軍と侍が存在する未来の世界」を創造しようと試みるシンガポール人によって開始されたプロジェクトです。

シンガポール人にとっても「将軍と侍」はクールな存在なのでしょうか。日本人のクリエイターにもぜひ挑戦してもらいたいものですね。

なお、Shogun Samuraiプロジェクトは2022年2月に前述のNext 10 Labsにより買収されています。

2022年4月時点で1千万米ドルの価値を見積もられています。

MetaKovan

(Source: Beeple HP)

MetaKovanは、暗号通貨ファンドのMetapurseの設立者。

は、シンガポールを本拠とするファンドで、BeepleによるNFTアート「5,000Days」を史上最高値の6,900万USD(約75億円)で落札したことで一躍有名に。

この事件がきっかけで、NFTが世界で脚光を浴びる事になったことは記憶に新しいのではないでしょうか。

Metapurseは「5,000Days」を落札後、この作品が「将来10億ドルの価値を持つようになる」とコメントしています。

現在、伝統的なアートで史上最高値となっているのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ「Salvator Mundi」の4億5千万ドルですが、将来NFTが、伝説的なダヴィンチ作品の倍以上の価値になることはあるのでしょうか。

Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

3月11日に終了したクリスティーズのオークションで、ビープル(Beeple)と呼ばれるアーティストのデジタルアート作品が…

Mintable (ミンタブル)

(Source: Mintable HP)

Mintable(ミンタブル)NFTのミンティング・プラットフォームであり、NFTマーケットプレイスを提供するシンガポールの会社です。

なおこのプラットフォーム名はNFTの「ミンティング」という用語から来ていると思われます。「ミンティング」とは、デジタルアートにイーサリアムなどのブロックチェーン技術を利用してスマート・コントラクト(デジタル上の契約)情報を付与する鋳造(minting)プロセスをいいます。

Mintableは、上述のMetapurseなどの投資家より、シリーズAの資金調達で1,300万米ドルを調達しています。

現在世界最大のNFTプラットフォームはOpenSeaですが、Mintableはじめ、将来どのプラットフォームが覇権を取るのか注目です。

finews.asia

With new funding, Mintable will be focusing on scaling its o…

Dark Zodiac

(Source: Dark Zodiac HP)

Dark Zodiacは、デジタル・トレーディングカードのNFTです。

Dark Zodiacプロジェクトは、20代のシンガポール人2人によって始められました。

3,876枚のNFTが現在最大のマーケットプレイスであるOpenSeaで販売し、発表からわずか1時間で140万ドル(1億5千万円)で完売しています。

アート界でも、テック界でも全くの無名の2人でした、Twitterプラットフォームによる効果的な宣伝など、コミュニティをうまく構築することで、今回の成功を収めることができたとのことです。

今後、アートに才能のある若者がNFT作品を公開して成功を収めるというケースが世界中で出てきそうですね。

The Straits Times

Dark Zodiac team sold all 3,876 units of its computer-genera…

Vogueシンガポール

(Source: Vouge Singapore Twitter)

2021年11月に、高級ファッション誌でおなじみのVogueシンガポールが、デジタル限定の雑誌カバーと8つのアートNFTを発表しています。

もともとファッション誌はアート性が高く個性的なものが多いのでNFTとの相性は良いと思われます。

今後、多くのファッション誌がNFTのトレンドに乗っていくのではないでしょうか。

CRYPTO TIMES

Vogueシンガポールが「New Beginnings(新しい始まり)」をテーマに2つのデジタル限定雑誌カバーNFTと8…

さいごに

本記事では、注目が高まってきているNFTのシンガポールでのトピックについていくつか紹介しました。

NFTは、基本的にはだれでも作成できるデジタルアートに所有権を付与されたものであり、オリジナルなストーリーがなければ高値はつかないと思われます。

詐欺プロジェクトなども多いと報じられていますので、購入や投資する際には様々な情報をあつめて慎重に行う必要があるかと思います。

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