シンガポールの会計・財務アドバイザリー
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シンガポールの会計・税務

  • 2020年3月16日

【シンガポール・キャピタルゲイン課税】株式を売却した時の課税は?

シンガポールで株を売った時は税金がかからない。 そんなイメージを持っている方は多いと思います。しかし、少し気をつけなければならない点も。 今回は、株式売却にかかる課税関係について解説したいと思います。 キャピタル・ゲインは原則、課税されない シンガポールでは、資産の売却益は非課税(キャピタルゲイン非 […]

  • 2020年3月14日

(図解)シンガポールにおける法人税の申告方法

シンガポール法人税申告の流れ 日本において法人税の申告は、原則として決算日後2ヶ月以内に提出する必要があります。(ただし、株主総会が決算日後3ヶ月目に行われるなどの理由で、実務上は3ヶ月末まで延長されることが通常です。) 一方、シンガポール法人税申告の手順は日本と少し異なっており注意が必要です。 決 […]

  • 2020年3月14日

シンガポールで会計監査?要件など詳細解説

会計監査とは シンガポールで事業を行う場合、現地の会計監査人の選任の要否について検討する必要があります。 ここで会計監査とは、企業が作成する財務諸表の適切性について、会社や利害関係者から独立した第三者が確認する業務をいいます。 会計監査の主な目的は、企業が作成した財務諸表を利用して意思決定するステー […]

  • 2020年3月11日

シンガポールにおけるストックオプション課税。日本との違いは?

ストック・オプションとは ストックオプションとは、特定の期間の間、従業員が予め定められた価格で会社の株式を購入することができる権利をいいます。 例えば、株価が上昇しているタイミングで、低い価格に決定された株価で購入することができれば、ストックオプション行使による株式の取得と、その後マーケットでの売却 […]

  • 2020年3月11日

シンガポールの移転価格税制解説。【完全版】

シンガポールの移転価格税制の概要 シンガポールでは、2006年2月23日に「移転価格ガイドライン」が公表され、その後通達やガイドラインによりアップデート。 2015年1月16日に統一するかたちで「新ガイドライン」が公表され、同日施行されています。 シンガポールは低税率国であり、後述しますが、低税率国 […]

  • 2020年3月8日

国外への支払いには留意!シンガポールにおける源泉所得税

源泉所得税の概要 国をまたいでお金の支払を行う場合に留意しなければならない税金として、源泉所得税(withholding tax)があります。 これは、シンガポール国内を源泉とする所得が生じた場合に、シンガポール法人から国外の会社等へ支払を行う際に、源泉税分を天引きして納付することが求められます。 […]

  • 2020年3月7日

【シンガポール・仮想通貨(暗号資産)】税金関係の解説(完全版)

シンガポールは、日本に比べ税率が低いこともあり、シンガポールで仮想通貨取引を始めようとしている人、また移住を検討している仮想通貨投資家は多いと思います。 今回は、シンガポールにおける仮想通貨の税務上の取り扱いについてみていきましょう。 シンガポールにおける仮想通貨の課税関係まとめ まず結論から記載す […]

  • 2020年3月1日

課税対象となる所得は? – シンガポール個人所得税

課税所得の範囲 原則として、シンガポールで稼得(earned in)、またはシンガポールに由来する(derived from)所得が課税対象となります。 つまり、シンガポールの雇用に起因する所得は、シンガポール国国外での支払であっても課税対象となります。たとえば、日本からシンガポールに派遣された駐在 […]

  • 2020年2月24日

シンガポールの居住者ステータス-申告前にまず確認しよう

居住者の判定はなぜ必要か? 個人所得税の申告にあたり、はじめに確認しなければならないことが居住者ステータス(Residency Status)です。 居住者ステータスは、日本を含む多くの国において取り入れている概念であり、納税者を居住者と非居住者に区分して、税務上別の取り扱いをするものです。 居住者 […]

  • 2020年2月23日

シンガポールにおける個人所得税の申告と納付

シンガポールでは、個人所得税は原則として、納税者自身が申告することになります。 つまり、日本のように、会社に勤めている場合は給与から天引き(源泉徴収)され、年末に調整を行えばいいというわけではなく、各納税者が主体的に申告・納税をする必要があります。 申告時期について 毎年1月下旬~2月に、シンガポー […]