シンガポールの会計・財務アドバイザリー
CATEGORY

シンガポール・ビジネス情報

  • 2024年12月8日

【シンガポール・リート】2024年度のSingapore REITの状況と今後の見通し。

シンガポールリート(不動産投資信託)は5%を超える高い配当利回りが魅力的で、シンガポール在住者によく検討される投資対象となっています。 このブログではシンガポールリートについて何度か解説記事を出していますが、シンガポールリートについて、「23年度は4重苦のリスクか?」で分析してから1年が経過しました […]

  • 2024年12月7日

【シンガポール・リート】投資家保護のため財務要件を改正。

シンガポール金融庁(MAS)は、2024年11月28日にREIT(不動産投資信託)市場の健全性向上を目的とした新たなレバレッジ要件と開示強化策を発表しました。 これにより、投資家保護を強化しつつ、REITが運用上の柔軟性を維持しながら慎重に借入を行うことが期待されています。 改正の概要は以下の図のと […]

  • 2024年11月10日

【シンガポール・金融政策】シンガポールの為替政策の最近の声明について。

当記事では、四半期ごとにシンガポール金融庁(MAS)から公表されるシンガポールの金融政策についてアップデートしています。 シンガポールの金融政策について シンガポールの主な金融政策は、為替レートの調整です。通常の金融政策は政策金利を調整することで間接的に為替をコントロールしますが、シンガポールでは直 […]

  • 2024年11月9日

【シンガポール経済】2024年下半期のマクロ経済レポート。

シンガポール金融庁(MAS)が、2024年下半期のマクロ経済動向レポートを公表しました。 当該レポートは4月と10月の年2回に、グローバル経済、シンガポール経済、労働市場とインフレ、マクロ経済政策の4項目について、現状の分析と今後の見通しを分析しています。 今回の2024年10月度版では、足元の堅調 […]

  • 2024年9月19日

【シンガポール経済】労働市場レポート(24年第2四半期)。

シンガポール労働省(Ministry of Monpower)が、2024年第2四半期のシンガポール労働市場レポートを公表しました。 堅調なシンガポール経済を反映した雇用者数の増加、失業率の低下傾向を報告しています。 シンガポール労働市場(24年第2四半期)のサマリー ・雇用者数(居住者):経済成長 […]

  • 2024年9月14日

【シンガポール経済レポート】シンガポールのデジタル化推進(Chugoku Bank)。

シンガポールのデジタル化推進に関する最新レポート(Chugoku Bank、24年9月)です。 シンガポールはマイナンバーのような行政システム、Paypayのような決済アプリ等のデジタル化がかなり進んでいます。 本レポートは、その背景にある国家戦略やデジタル化の詳細について簡潔にまとめられており参考 […]

  • 2024年7月28日

【シンガポール経済】2024年上半期の経済動向レポート。

シンガポール金融庁が、2024年上半期の経済動向レポートを公表しました。グローバル経済、シンガポール経済、労働市場、インフレの4項目について、現状の分析と今後の見通しを分析しています。 以下、ポイントについてまとめておきたいと思います。 グローバル経済 世界経済:数四半期の低迷を経て、年初から世界経 […]

  • 2024年6月23日

【シングリッシュ】Singlishの3つの特徴、頻出単語と使い方。

シンガポールに来た人がまず戸惑うのは、現地の人の英語が全くわからない!という事かもしれません。 英語が流暢な人でも、いや流暢な人であればあるほど、独特な発音、単語をもつシンガポールの英語に面を喰らうようです。 シンガポールは、英語を共通語としながらも多文化・多言語が共存する都市国家であり、その独特な […]

  • 2024年6月1日

【書評・レビュー】海外事業の成功要因は?「海を渡った7人の侍:大和証券シンガポールの奇跡」

新しい国で、新しい事業を展開するにはどうすればよいか? これは海外新規事業を展開する企業が、必ずはじめに考えなければいけない問題ですが、この問いにたいする1つの挑戦とその成功を教えてくれるのが本書「海を渡った7人の侍:大和証券シンガポールの奇跡」。 著者は、ノンフィクション作家の野地秩嘉氏。人物ルポ […]