シンガポールの会計・財務アドバイザリー
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2020年

  • 2020年12月31日

【海外子会社管理】成功の秘訣は粗利の管理。その4.販売価格決定のコツについて考えてみる。

「海外子会社の成功の秘訣は粗利益の管理」という点について前3回で解説しました。 事業を継続的に行い、世の中に価値を提供するためには必要な「粗利益」を確保する必要があるという話でした。 今回は、粗利益を確保するための「販売価格決定のコツ」について検討してみたいと思います。 販売価格を上げるか、数量を増 […]

  • 2020年12月27日

【シンガポール・地域統括会社】地域統括会社の必要性、設立方法と税務その他留意点について解説。【完全版】

地域統括会社とは、次の会社のことです。 複数の国に子会社を有する企業が、類似性のあるエリア単位で戦略の立案・事業の遂行を行うために設置する対象エリア統括の拠点 海外複数国で事業を行っている会社は、地域統括会社の設立を検討することがあるかと思います。 今回は、地域統括会社の必要性、設立方法と税務及びそ […]

  • 2020年12月26日

【シンガポール・フィンテック】シンガポールがフィンテックに強い理由。2020年を概括する報告書。

経営コンサルティング会社のオリバー・ワイマン(Oliver Wyman)及びシンガポールフィンテック協会によりシンガポールのフィンテック業界に関する報告書が公開されました。 この報告書はフィンテック企業を60社、さらに30人の専門家に対して調査・インタビューしたものです。 フィンテック領域におけるシ […]

  • 2020年12月26日

【シンガポール・フィンテック】2021年におけるデジタル決済のトレンドは?

2020年度において、コロナのパンデミックを追い風に、東南アジアではデジタル決済が急成長しました。   それでは、2021年度において、デジタル経済はどのような進化を遂げるのでしょうか。 Fintech Singaporeに掲載された記事である、スイスのソフトウェア会社Netceteraシンガポール […]

  • 2020年12月25日

【海外子会社管理】海外事業の秘訣は粗利益の管理。その3.海外事業に影響をあたえる留意事項。

海外事業の運営にあたり思うように利益が出ない。こういった会社が多いように思われます。 海外事業で利益がでない理由として、本国における事業と異なる要因が影響している場合があります。 今回は、粗利益について海外事業特有の留意点について検討してみたいと思います。 為替の影響 海外事業で避けて通れない論点と […]

  • 2020年12月20日

【海外子会社管理】海外事業の成功の秘訣は粗利益の管理。その2.どれだけ売れば儲かるかを知るツール<損益分岐点分析>。

事業の存在意義は利益をあげることです。 利益をあげることで事業を継続し、社会に価値を提供することができるからです。 そのため、会社がどれだけ利益を挙げているかを把握し、今後利益をあげることができるかを予測することが、事業運営上必要不可欠です。 今回は、会社がどれだけ利益を儲けることができるかを予測す […]

  • 2020年12月19日

【海外子会社管理】成功の秘訣は粗利益の管理。その1.粗利益を知ろう。

事業の基本は、何かを仕入れて価値を高め、仕入より高い価格で販売することです。 この価値を高めた部分こそ「利益」であり、事業を行う理由です。 あらゆる企業は、事業を通じて社会に貢献した上で「利益を得ること」が存在意義となります。 海外事業の場合は、わざわざコストと手間暇をかけて海外にまで進出するため、 […]

  • 2020年12月13日

【ASEAN・フィンテック】ASEAN地域における2020年度のフィンテック事情の総括レポート。

2020年度のASEANにおけるフィンテック事情を総括したレポート「Fintech in ASEAN」が公表されました。 「Fintech in ASEAN」は、シンガポールのメガバンクUOB銀行、コンサルティング会社PWCとシンガポールフィンテック協会(SFA)の協力のもと、まとめられたものです。 […]

  • 2020年12月10日

国際連結指数でシンガポールが世界2位。グローバル化度は世界トップ水準。

国際物流会社の大手DHLが2020年度版国際連結指数「Global Connectedness Index」を公表しました。 前年に引き続き、シンガポールは世界で第2位という結果。世界で最もグローバル化が進んだ国のひとつということが示されたことになります。 国際連結指数とは 国際連結指数とは、DHL […]